山口県の自然史
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2020/11/14
山口県のジュラ系豊浦層群阿内層から産出した2種のトクサ化石と現生トクサ
トクサ(砥草)といえば紙やすりの代用として伝統工芸品などの製作に使用されたり爪を研ぎ金属を磨くこともできます。
山口県のトリアス紀~ジュラ紀の地層からはトクサ類の化石が産出します。今回は,下関市の
豊浦層群阿内層
(Bathonian
期末~前期
Kimmeridgian
期)
の中で中期ジュラ紀末~後期ジュラ紀の層準から見つかった
カセキトクサの化石
について色々なエピソードを交えて解説してみたいと思います。
現生のトクサ
Equisetum hyemale
(07/05撮影)
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