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2020/11/01

四王司山のシイ・カシ林において観察された2種のテングタケ属の白いキノコ:シロオニタケ&コトヒラシロテングタケ,下関市


ここ数年の間,夏と秋にツブラジイ,マテバシイ,アラカシ,コナラといった樹木などの繁茂する下関市の四王司山塊の林縁部の森の中を歩いている際に白い大きな見栄えのするコトヒラシロテングタケとシロオニタケというキノコを見つけましたので紹介したいと思います。四王司山は古代から長い歴史をもつ山で,山の大部分が神社の境内ともいえる土地で何でもない所に立ち入ると,時には祟りがあるといった神聖視すべき山であると感じています。


写真_キノコ
下関市の山中で見つかったシロオニタケ(9/28)。

2017/07/02

山口県下関市の四王司山麓での熊の出没および四王司山の歴史に関して


下関市内では15年以上前,菊川町上田部のあたりで熊が目撃されたという注意書きの記された古めかしい看板を見たことがありましたので,以前から熊がいるということは認識していましたが実感がありませんでした。今年の2017年5月に下関市長府松小田の四王司山の麓で熊が目撃され新聞に目撃情報が掲載されました。6月にも,四王司山北麓で熊を自ら目撃しました。今回は,熊の目撃や注意喚起について四王司山の地質や歴史なども交えて解説します。



写真_山
下関市長府,四王司山の遠景


2017/03/25

下関市南部の長府花崗岩と風化・浸食の歴史(山口県西部はジュラ紀から地殻の隆起が緩やかだった?)


下の風景写真の右側に四王司山,左側に青山(手前),勝山が見えます。このあたりは,大部分が花崗岩ですが,青山と勝山の山頂付近に関門層群に属する下関亜層群の岩石が屋根状にのっています。今回は,四王司山山塊に分布する花崗岩について色々なエピソードを交えながら解説してみたいと思います。


写真右側から四王司山(手前の山ではない),勝山,青山(手前の大きめの山),
採石場のある山