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2022/08/21

神さん柴と呼ばれ神棚に供えるモッコク科の常緑広葉樹;サカキ(榊󠄀)とは?,山口県・・・メジロやジョウビタキの餌の1つ


サカキ(榊󠄀)は活けても枯れにくいこともあり,山口県では神棚や祭壇などに供える「神さんしば」として利用されています。その黒い実は同じモッコク科のヒサカキの実とともにメジロやジョウビタキなどの小鳥が好んで食べます。似た植物と識別がやや難しく,昔ツバキ科に含められたようにツバキやサザンカなどの葉とも見間違われることもあるようです。今回はこの神聖な榊󠄀の木を紹介します。


写真_植物の実
黒い実をならせたサカキの木(11月中旬)

2021/08/16

「ハナシバ」と呼ばれお盆など仏事に用いられる常緑広葉樹;シキミ(樒)とは


シキミは,3月に入ると黄白色の花を咲かせ良い香りを放ちますが,お盆の実が生る頃にヒサカキの代用としてこのシバを刈り取って活けた状態で仏前に供えることもあります。今回は仏事に用いられるシキミについて解説します。

写真_植物
基部側から観察したシキミの実(8月上旬)