ピーナツの生る1年生草本で野菜でもある落花生は,10月中旬から11月中旬にかけて収穫期を迎えます。国内では千葉県産が著名ですが中国産も多く出回っています。食べ過ぎると胃痛を起こすという方もおられるのではないでしょうか。今回は落花生についてその形態,栽培方法や食べ方について解説します。
子房柄の伸びた落花生(7月下旬) |
新年のお祝いの後に酷使した胃を休め整えるために七草粥を炊きますが、その具材の中でアブラナ科に属するものとしてナズナの他,すずな(=蕪:かぶ),すずしろ(=大根)があり,その他,山菜のせり,はこべら,ごぎょう,ほとけのざ(紫色の花の咲く草ではない)の計7種がありますが、地方によって慣習や入手できる具材は異なります。今回は,春の七草の1つアブラナ科のナズナについて写真で紹介したいと思います。
畑に野良生えしたナズナ(12/6) |
ハゼノキは,同じ属のウルシと同様に触ったり降雨の後に近くを通ったりすると顔などがかぶれるという方もいらっしゃいます。今回は,秋~冬にきれいな色に紅葉するハゼノキについて写真を用いて解説してみたいと思います。
樹高約10mのハゼノキの高木の枝を下から見上げて撮影(10月末) |
ヒサカキの花(3月中旬) |
日本でカシといえばアラカシを指すそうで,山口県でも庭木として植栽され,カタギの木とも呼ばれます。アラカシは住宅地付近の森の中ではツブラジイやコナラなどを伴ってよく見られます。今回は,アラカシの形態や名前の由来などについて写真を交えて解説してみたいと思います。