中国自動車道の西端につながる下関ICと九州の門司ICの間に関門海峡を渡る関門橋が架かっていますが,この関門橋の本州側が‘下関市 みもすそ川町 壇之浦(だんのうら)’になります。この地域にどのような岩石が分布しているのかなど考えたことのある方は少ないと思います。今回は歴史の話なども交えて簡単に解説してみたいと思います。
関門海峡に架かる関門橋 |
関門海峡に棲息するタイワンガザミは,下関市でもガザミとともにワタリガニ(渡り蟹)と呼ばれ冬場には水炊きなどで食用にされますが,甲幅は15㎝以下と15㎝以上の大型のガザミよりも小振りです。今回はタイワンガザミについて解説したいと思います。
関門海峡に棲息するタイワンガザミ(2月中旬) |