カイツブリの仲間には冠羽をもつ種類がおり,カンムリカイツブリが日本へは中国北部周辺から越冬のために飛来します。カモ科のウミアイサに似ていますがカモとは異なるカイツブリ目に属する冬鳥です。今回はカンムリカイツブリについて紹介したいと思います。
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下関市南部の川で観察されたカンムリカイツブリ(4/21) |
カンムリカイツブリ(冠鳰)
カンムリカイツブリ(Podiceps cristatus)は,英名でGreat Crested Grebe。
次の写真は,2019年11月中旬で渡ってきたばかりの頃の冬羽のカンムリカイツブリです。この時2羽確認でき,1羽は海に潜って小魚を追いかける姿が観察されました。冬羽では冠羽は発達せず,頭頂部は白っぽくなり,後頭部はすっかり白い冬羽に生えかわっています。
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下関市南部の沿岸で観察された冬羽のカンムリカイツブリ(11/17) |
次の写真は,2018年4月ですが夏羽にすっかり生えかわったカンムリカイツブリで冠羽が発達しており後頭部は赤褐色の羽に生え変わっています。1羽が川に潜って採餌しているのが観察されました。
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夏羽のカンムリカイツブリ(4/21) |
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カンムリカイツブリの前面の顔(4/21) |
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カンムリカイツブリの後頭部(4/21) |
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カンムリカイツブリの羽繕い(4/21) |
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