冠羽を立てたヒバリ(8/3) |
2018年夏,ヒクイナの親子が下関市の用水路で観察できました。その後,自然な状態の溝が開発で埋立てられたため親子で水路に侵入できず棲みかを奪われ現在みられなくなっています。
ヒクイナの親子(7月中旬) |
秋~冬場に山口県の日本海側の響灘や北浦の岩場や岸壁などにはウ(鵜)の群れがよく観察されます。これは川でよく観察されるカワウとは異なるウミウです。ウミウは日本で鵜飼漁に使われ,岐阜県長良川の鵜飼いは1300年以上の歴史があるそうです。山口県では夏場に行われる錦帯橋の鵜飼いが良く知られています。
下関市の角島大橋の中間にある鳩島南側にある岩礁に群れるウミウ(11月中旬) |
スズガモは大陸北部から越冬のために東京湾など関東地方や東海地方に大きな群れで飛来するようですが,下関市で観察されることはあまりない渡り鳥です。今回はスズガモを写真で紹介したいと思います。
下関市の川で泳いでいたスズガモのオス(3月末) |
カイツブリの仲間には冠羽をもつ種類がおり,カンムリカイツブリが日本へは中国北部周辺から越冬のために飛来します。カモ科のウミアイサに似ていますがカモとは異なるカイツブリ目に属する冬鳥です。今回はカンムリカイツブリについて紹介したいと思います。
下関市南部の川で観察されたカンムリカイツブリ(4/21) |
タゲリは,越冬で日本に飛来するチドリ科の渡り鳥で下関市ではあまり見られることがなく,冠羽をもちチドリの仲間としては珍しいタイプになります。遠くから何となく撮影していた写真の中から見つかったという程度ですが,今回はタゲリを写真で紹介したいと思います。
下関市の畑で観察されたタゲリ(2019/01/03) |
冬になると日本にシベリアから渡ってくる目の赤いカモ,ホシハジロが2017年晩秋から今年にかけて下関市の深坂溜池や川などで観察されました。今回は,冬鳥のホシハジロを紹介したいと思います。
下関市の深坂池のコブハクチョウと渡り鳥のマカモのつがい(2019/11/26) |