2018/04/22

シベリアから少数の群れで下関市へ飛来するオカヨシガモ(Common Gadwalls in southwest Japan)

 

2月中旬,下関市内の川でコガモやヒドリガモの群れとともに今まで見られなかったオカヨシガモおよびその独特の採餌方法が観察されました。今回は,オカヨシガモについてその魅力を紹介したいと思います。

 

写真_野鳥
ヒドリガモの群れに加わって行動をともにするオカヨシガモ2羽(2018/04/15)

 
 

オカヨシガモ(丘葦鴨)

 
 
オカヨシガモAnas strepera strepera)は,英名でCommon Gadwall。


オカヨシガモは,川の流れに逆らって泳ぎながら水にもぐって採餌する習性があるようです。つがいと思われる2羽と1羽のオスが一緒に行動していました。

 

写真_野鳥
オカヨシガモのつがい(2018/02/11)

 

ヒドリガモのつがいも近くにいましたが,泳ぎながら潜るようなことはありません。ヒドリガモはコガモと同じように流れと反対方向を向いて立ち,流れの中にくちばしを浸けて採餌しています。

 

写真_野鳥
コガモのオスのくちばし(2018/02/11)

 

 

写真_野鳥
コガモのオスのくちばし(2018/02/11)

 

 

写真_野鳥
オカヨシガモのメス(2018/02/11)



アニメーション写真_野鳥
オカヨシガモのオスの採餌風景

 



写真_野鳥
コガモの群れに混じるオカヨシガモ2羽(2018/02/11)


オカヨシガモは越冬のために大きな群れをつくらずに数羽で渡ってくるようです。暖かくなると北方のシベリアのほうに渡っていきます。

 


 
















































































































































































































































































































































 

 

 




























































































































































































































































































































































 

 

 

 

 

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