2019/01/27

下関市南部の圃場で観察されたチドリ科の冬鳥:タゲリ(Northern lapwings watched in Shimonoseki, Yamaguchi)

 

タゲリは,越冬で日本に飛来するチドリ科の渡り鳥で下関市ではあまり見られることがなく,冠羽をもちチドリの仲間としては珍しいタイプになります。遠くから何となく撮影していた写真の中から見つかったという程度ですが,今回はタゲリを写真で紹介したいと思います。

写真_野鳥
下関市の畑で観察されたタゲリ(2019/01/03)



タゲリ(田鳧)


タゲリVanellus vanellus)は,英名でNorthern lapwing。タゲリ属は世界に24種知られており,タゲリの英名は「北方のタゲリ」を意味し,ロシア南部の国境付近~極東地域,中国北東部,モンゴルなどに分布し,その辺りから越冬のために日本に渡ってきています。lapwingは翼の羽ばたく時の音に由来するようです。

写真_野鳥
タゲリ(2019/01/03)


遠くから見ると胸元の黒色の模様がある点でハクセキレイに似ていますが,タゲリは体長が30㎝くらいありハクセキレイの1.5倍はありますのでかなり大きい鳥です。





















































































































































































































































































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