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2019/09/22

大きく見えて体長23㎝ほどしかない下関市の旅鳥~冬鳥:クサシギ(Green Sandpipers in Yamaguchi)

 

下関市においてクサシギは,晩秋やまだ寒さの残る晩冬に河口に近い川や用水路の浅瀬でクサシギが1羽でカニや貝などを採餌しているのが観察されますので冬鳥としても認識できますが見かけることは少ないです。今回は,春,秋とはいわず冬や夏の終わりにも観察されるクサシギを紹介します。

 

農業用水路にいたクサシギ(11月上旬)


2019/09/15

最も一般的なシギ:イソシギおよびその特徴・採餌・冬の水浴,下関市(Common sandpipers watched in Yamaguchi, Japan)

 

海岸の岸壁や河口付近の川によく現れるイソシギですが,写真で見ると大きな鳥のように見えますが意外と小さな鳥で,ハクセキレイよりもひと回り大きめのツグミほどの体格です。今回は,シギの仲間の中でも最も一般的なイソシギについて解説したいと思います。

 

写真_野鳥
海側や上から見ると保護色の磯の汀線を歩くイソシギ(2月上旬)

2019/09/03

キアシシギとその生活,鳴き声,求愛行動,体の特徴など(Mating displays of Grey-tailed Tattlers watched in summer tidelands of southwest Japan)


8月下旬,秋雨前線が南下して,少し涼しくなってきたころ,干潮の時間帯に河口付近の川底は流路を残して干上がるのですが,暑い時分は閑散としていた川に野鳥たちが戻ってきました。いつでも会えるカルガモやカワウもほぼ同じ頃に川に戻ってきて,その近くにシギの仲間のキアシシギの群れが観察されました。

今回は,キアシシギについて写真や動画で紹介したいと思います。



2019/05/05

下関市に旅鳥として訪れる足の青いシギ:アオアシシギとは

 

アオアシシギはユーラシア大陸の北緯50~65°(~70°)という高緯度で繁殖するようで,冬を越すために南方に移動するため下関市で旅鳥として観察されます。今回は,アオアシシギの特徴やその生活の一面を紹介したいと思います。

 

写真_野鳥
お盆過ぎに訪れた17羽のアオアシシギの群れ(8/17)1羽の幼鳥の足は黄色がかる


2019/01/27

下関市南部の圃場で観察されたチドリ科の冬鳥:タゲリ(Northern lapwings watched in Shimonoseki, Yamaguchi)

 

タゲリは,越冬で日本に飛来するチドリ科の渡り鳥で下関市ではあまり見られることがなく,冠羽をもちチドリの仲間としては珍しいタイプになります。遠くから何となく撮影していた写真の中から見つかったという程度ですが,今回はタゲリを写真で紹介したいと思います。

写真_野鳥
下関市の畑で観察されたタゲリ(2019/01/03)