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2021/08/01

黒い体色に白い斑点のある大きなカミキリムシ;「洞虫」として嫌われるゴマダラカミキリとは


7月も中旬になるとセミの声が響きわたり真夏日が多くなり,黒いさや羽に白いまだら模様のあるカミキリムシの交尾が観察されます。今回は,カンキツ類の木によく見られるゴマダラカミキリについて,その卵から幼虫,成虫の写真を上げながら生態について解説したいと思います。

写真_昆虫
ヌルデの木にとまるゴマダラカミキリ(9月上旬)

2020/11/03

桑やイチジクの木に誘われるキボシカミキリの生態,下関市( Yellow-spotted Longicorn beetles of two moraceous trees, Yamaguchi, Japan)


下関市では仲夏と仲秋にクワ科のイチジクや桑の木にキボシカミキリの成虫がとまっているのが観察されます。西日本では初夏と秋の年2回発生します。今回は,キボシカミキリについて,写真や動画をまじえて解説したいと思います。
 
写真_昆虫
イチジクの木にとまるキボシカミキリのオス(10月中旬)

2015/08/02

宅地付近の低地においては希少性のあるクワガタムシ科の甲虫:スジクワガタ,下関市(Stag beetles watched in Yamaguchi, Japan)

 

クワガタの仲間でもコクワガタやヒラタクワガタなどは山の近くであれば宅地にたまに飛来しますが,スジクワガタやミヤマクワガタなどは希少な存在です。中でもスジクワガタはゴミムシの仲間と似たものがあり,初めての方は見間違えるといったこともあるでしょう。今回,下関市小月北方の山中で初めて撮影したスジクワガタを紹介したいと思います。