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2022/07/24

チュウサギ(中鷺)・・・Ardea intermedia

 

写真_鳥
チュウサギ(5月上旬)


チュウサギは,ペリカン目サギ科アオサギ属の鳥類で

学名は,Ardea intermedia Wagler, 1829,英名でIntermediate egret。



































































































































































































































































































2022/05/03

山口県の田圃や川,干潟などで観察されるチュウダイサギ(Eastern great egret of southwest Japan)

 


写真_野鳥
チュウダイサギ(9月中旬)


チュウダイサギ(中大鷺)

チュウダイサギ(Ardea  alba modesta)は,英名でEastern great egret。









































































































































































































































































































































































































































































































































2021/09/12

2020/12/13

下関市にもいた雪虫;アブラムシ科に属するヒイラギハマキワタムシとは


下関市においても今年晩秋,青白色を呈する“雪虫”が観察されました。雪虫はトドノネオオワタムシが代表的ですが日本では北海道や東北地方に多く発生するということで,初雪の前兆を知らせるともいわれる昆虫です。今回はトドノネオオワタムシに類似しているヒイラギハマキワタムシを写真で紹介したいと思います。


写真_昆虫
ヒイラギハマキワタムシの発見時の写真(11月下旬)

2020/11/03

桑やイチジクの木に誘われるキボシカミキリの生態,下関市( Yellow-spotted Longicorn beetles of two moraceous trees, Yamaguchi, Japan)


下関市では仲夏と仲秋にクワ科のイチジクや桑の木にキボシカミキリの成虫がとまっているのが観察されます。西日本では初夏と秋の年2回発生します。今回は,キボシカミキリについて,写真や動画をまじえて解説したいと思います。
 
写真_昆虫
イチジクの木にとまるキボシカミキリのオス(10月中旬)

2020/10/25

下関市で身近な柿や桜などの葉を摂食するイガイガの毒毛虫,ヒロヘリアオイラガ(Blue-striped nettle grubs in Yamaguchi, southwest Japan)

 

下関市では9月上旬~10月上旬,柿の葉にイラガが群がってついているのがよく見られます。柿の幹には穴の開いた少し気味の悪い堅いマユ状の物体が群がって付着しているのを見たことがある方も多いと思いますが,これはヒロヘリアオイラガの羽化後のマユです。幼虫の毒棘は,この頃ちょうど栗の収穫時期でイガイガで刺さると非常に痛いという点で共通していますね

今回は,注意しないと痛い思いをするヒロヘリアオイラガについて幼虫,マユ(サナギ),成虫の写真を交えて解説してみたいと思います。

 

写真_昆虫
柿の葉の葉縁に群れるヒロヘリアオイラガ(9/16)

 

2020/04/19

シベリアから越冬で下関市の干潟に飛来するヒドリガモ(Eurasian Wigeons migrated from the siberia to Japan)


下関市には極寒となるシベリア付近からヒドリガモが冬を越すために毎年群れをなして渡ってきます。この鴨河口付近や潮の引いた干潟などで小~中規模の群れが観察されます。今回は,ヒドリガモについてその生活やアメリカヒドリとの雑種などの話題も織り交ぜて解説してみたいと思います。


写真_野鳥
干潟に集結したヒドリガモを主体とする群れ(11/26)

2019/11/17

下関市の干潟におけるオナガガモの越冬生活(Anatidae Northern Pintail watched in a winter tideland of southwest Japan)

 

オナガガモは北海道やロシア極東から西日本へ渡って来て越冬生活をしますが,下関市では秋から春にかけて海岸の浅瀬に群れで一斉に頭を海中につけ長い尾羽を立てて採餌をしているのが観察されます。今回は,オナガガモの生態や習性,求愛行動などについて解説してみたいと思います。

 

写真_野鳥
オナガガモが群れで飛んでいるところ(3/10)

2019/10/31

下関市で近年,巨大なヤマナメクジが増加?

 

近年,温暖化の影響なのか普通にみられるナメクジよりも巨大なナメクジが自宅付近でも見られるようになりました。

今回はこの巨大なナメクジを紹介したいと思います。

2019/09/22

大きく見えて体長23㎝ほどしかない下関市の旅鳥~冬鳥:クサシギ(Green Sandpipers in Yamaguchi)

 

下関市においてクサシギは,晩秋やまだ寒さの残る晩冬に河口に近い川や用水路の浅瀬でクサシギが1羽でカニや貝などを採餌しているのが観察されますので冬鳥としても認識できますが見かけることは少ないです。今回は,春,秋とはいわず冬や夏の終わりにも観察されるクサシギを紹介します。

 

農業用水路にいたクサシギ(11月上旬)


2019/09/15

最も一般的なシギ:イソシギおよびその特徴・採餌・冬の水浴,下関市(Common sandpipers watched in Yamaguchi, Japan)

 

海岸の岸壁や河口付近の川によく現れるイソシギですが,写真で見ると大きな鳥のように見えますが意外と小さな鳥で,ハクセキレイよりもひと回り大きめのツグミほどの体格です。今回は,シギの仲間の中でも最も一般的なイソシギについて解説したいと思います。

 

写真_野鳥
海側や上から見ると保護色の磯の汀線を歩くイソシギ(2月上旬)

2019/09/08

ホーホケキョと鳴くメジロと混同される小鳥の生態およびその魅力;ウグイスとは?下関市南部山地

 

山口県では,ホーホケキョというきれいなさえずりが聞かれるのは春から夏の7月までの間です。夏の33℃以上の猛暑がやってくると声が聞こえなくなりますがなぜでしょうか。今回は,そういった疑問をひもとき1年間のウグイスの生態やその魅力について解説してみたいと思います。

 

写真_野鳥
尾羽のないウグイス(2月中旬)

2019/09/03

キアシシギとその生活,鳴き声,求愛行動,体の特徴など(Mating displays of Grey-tailed Tattlers watched in summer tidelands of southwest Japan)


8月下旬,秋雨前線が南下して,少し涼しくなってきたころ,干潮の時間帯に河口付近の川底は流路を残して干上がるのですが,暑い時分は閑散としていた川に野鳥たちが戻ってきました。いつでも会えるカルガモやカワウもほぼ同じ頃に川に戻ってきて,その近くにシギの仲間のキアシシギの群れが観察されました。

今回は,キアシシギについて写真や動画で紹介したいと思います。



2019/06/16

山口県下関市の水田を訪れたアマサギ,他のシラサギと識別が混乱する理由とそれらの系統関係(Phylogenetic relationships of Cattle egret in southwest Japan)


猛暑前の梅雨冷の過ごしやすい季節になり,水田に夏鳥のアマサギ(猩々鷺)が飛来していました。今回は,ちょっと変わっているアマサギの特徴と,他のいわゆるシラサギとの識別の方法や,それらの系統関係,アマサギはどのシラサギに近いのかなどについて地質・古生物学的な情報を交えて考察してみたいと思います。

田起こし前の水田で獲物を探すアマサギ(6/16)

2019/05/05

下関市に旅鳥として訪れる足の青いシギ:アオアシシギとは

 

アオアシシギはユーラシア大陸の北緯50~65°(~70°)という高緯度で繁殖するようで,冬を越すために南方に移動するため下関市で旅鳥として観察されます。今回は,アオアシシギの特徴やその生活の一面を紹介したいと思います。

 

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お盆過ぎに訪れた17羽のアオアシシギの群れ(8/17)1羽の幼鳥の足は黄色がかる


2019/02/24

山口県下関市へ飛来するクロツラヘラサギ,ヘラ状のクチバシで行う独特の採餌方法【動画あり】(Black-faced Spoonbills of southwest Japan)

 

2017年の晩秋にヒドリガモの群れが多数,海岸の浅瀬に飛来していた場所で1羽のクロツラヘラサギと初遭遇しました。その後,2019年2月に群れを初確認してすでに2週間ほど経過します。遠くからではシラサギの群れと勘違いすることもあり,シラサギも驚くほどです。

今回は,ヘラサギ独特の採餌風景を写真と動画で紹介し,ヘラサギ属は見た目でシラサギよりも少し古い系統だということは推測できますが,クロツラヘラサギがどのような鳥類と近縁なのかを確認する目的で系統解析を行いましたので,地質・古生物学的な観点から解説してみたいと思います。


浜辺の河口付近の浅瀬で最初にみかけたクロツラヘラサギで,手前の2羽はヒドリガモのつがい(11/19)

2019/01/19

山口県下関市を訪れる黒い冬鳥オオバン(大鷭),採餌風景【動画あり】(Black coots watched in a winter river and lakes of southwest Japan)


オオバン(大鷭)は山口県では冬鳥で,川や溜池などで5羽くらいの群れで行動し,春が近づくと1羽,または幼鳥を伴っているのが観察されます。額にある白い額板や長い水掻きが特徴的な鳥です。

今回,オオバンの採餌風景を撮影しました。そのオオバンの特徴,その魅力などについて写真や動画をまじえて紹介したいと思います。


写真_野鳥
川でのオオバンの群れ(12/30)

2019/01/03

山口県下関市で観察されるハヤブサ科の小型猛禽類,チョウゲンボウ(Small-sized raptors Common Kestrel in southwest Japan)


下関市の干拓地の圃場が広がるエリアではハヤブサ科チョウゲンボウ(長元坊)が見られます。1月の寒い朝,付近を通りがかるとチョウゲンボウが,圃場のほうからスーっと飛んできて電柱のテッペンに降り立ってくれました。鳥を撮っているとそのような気の利いた出来事がしばしばあります。

今回は,その幸運にあやかってハヤブサ科のチョウゲンボウ撮影した写真を紹介したいと思います。

 

電柱のテッペンに降り立ったチョウゲンボウ(1/3)

 

2018/09/02

下関市の山地~林縁部で観察されるエナガ科の小鳥:エナガ(Long-tailed bushtits watched in Yamaguchi, Japan)

 

エナガは,下関市では山に登ると時々群れと遭遇することがありますが,鳴き声を聞き慣れていない方はどんな鳥なのかなかなか気が付かないと思います。2月~3月に梅や桜の花が咲く頃に4~5羽ほどの群れが林縁部でよくみられるようになり,ほぼ定刻に飛来し虫などを採餌しているのが見られます。今回は,住宅地ではまれなエナガについて解説してみたいと思います。

 

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四王司山で群れで生活するエナガの地鳴きをするシーン(8月下旬)

2018/04/29

下関市で観察される極東ロシアからの渡り鳥:シロハラの生活,地鳴き,さえずり(Pale Thrushes in Yamaguchi, Japan)

 

下関市では11月中頃に入るとロシ極東から越冬で渡ってきたシロハラが山林でチャッ,チャッ,チャッ,・・・チョッ・チョッ・チョッ・チョッと鳴いている声が聞こえ始め,林下で採餌をしています。今回は,シロハラの行動パターン,色々な場面での鳴き方などについて解説してみたいと思います。

 

 

写真_野鳥
マキの木にとまるシロハラ(3月下旬)