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2020/11/29

山口県で縄文時代から食べられているシイの実:ツブラジイとは

 

常緑広葉樹のツブラジイは,スダジイとともに生で食用にできるいわゆるシイの実のなる木で,山口県でも縄文時代から食べられていました。今回は,ツブラジイについて考古学や地質の話題とともに解説します。


写真_植物
ツブラジイの実(堅果)

2020/11/22

山口県にもクルミ科の木が多く自生している;ノグルミの実体とは?(Living and fossil juglandaceous plants in Yamaguchi)


クルミ(胡桃)といえば一大産地の信州,長野県のような気候が比較的冷涼な地を想起しますが,下関市にもクルミ科の樹木がまさか繁茂していると想像されたことのない方も意外にいらっしゃるのではないかと思いますので,今回はクルミ科のノグルミについて解説したいと思います。

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写真_植物
長野県産のカシグルミの実(長径5㎝),右は種子を抜きっとった核果。

2020/11/08

ブナ科の常緑広葉樹のアラカシ;山口県で庭木としても植栽されるカタギの木とは?


日本でカシといえばアラカシを指すそうで,山口県でも庭木として植栽され,カタギの木とも呼ばれます。アラカシは住宅地付近の森の中ではツブラジイやコナラなどを伴ってよく見られます。今回は,アラカシの形態や名前の由来などについて写真を交えて解説してみたいと思います。