エナガは,下関市では山に登ると時々群れと遭遇することがありますが,鳴き声を聞き慣れていない方はどんな鳥なのかなかなか気が付かないと思います。2月~3月に梅や桜の花が咲く頃に4~5羽ほどの群れが林縁部でよくみられるようになり,ほぼ定刻に飛来し虫などを採餌しているのが見られます。今回は,住宅地ではまれなエナガについて解説してみたいと思います。
四王司山で群れで生活するエナガの地鳴きをするシーン(8月下旬) |
10月後半から12月にかけてヒヨドリは,林縁部の高さ10mはある広葉樹や竹林の高いところで飛び回りながら,集まってにぎやかに鳴いています。今回は,ヒヨドリの1年の行動パターン,地域性のある色々なさえずりや地鳴きなどの鳴き方を動画をまじえて紹介したいと思います。
タブノキにたたずむヒヨドリ(5月上旬) |
下関市では晩秋の頃に山へ行くとツッ・ツッ・ツッ・・・とアオジと同じ地鳴きが聞こえてきます。2羽で籔や草むらの中で採餌しながら鳴いています。今回は,冬鳥のクロジについてのエピソードを紹介したいと思います。
竹にとまるクロジのオス(11月中旬) |