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2022/03/20

脇腹の黄色い羽毛と構造色の美しい青色の羽が特徴のヒタキ科の小鳥;ルリビタキとは


今回紹介する小鳥はジョウビタキに近縁でヒタキ科に属しますが,鳴き声もよく似ており土いじりなどをしていると近くまで飛んでくることもある愛嬌のあるきれいな鳥です。山口県では冬から春の間に見られる冬鳥です。

写真_野鳥
ルリビタキのオス(2月下旬)

2021/12/05

山口県の山陰海岸沿いの岩場で寒い時期に群れで観察される黒い海鳥;ウミウとは


秋~冬場に山口県の日本海側の響灘や北浦の岩場や岸壁などにはウ(鵜)の群れがよく観察されます。これは川でよく観察されるカワウとは異なるウミウです。ウミウは日本で鵜飼漁に使われ,岐阜県長良川の鵜飼いは1300年以上の歴史があるそうです。山口県では夏場に行われる錦帯橋の鵜飼いが良く知られています。


写真_野鳥
下関市の角島大橋の中間にある鳩島南側にある岩礁に群れるウミウ(11月中旬)

2021/08/29

クチバシの根元の白色がポイントの1年を通して観察される水鳥;カイツブリとは


8月になるとカイツブリの幼鳥は独り立ちの季節になります。7月くらいまで数羽の幼鳥と一緒に親鳥が連れ添っているのが観察されます。今回は,下関市でみられるカイツブリを写真で紹介します。

写真_野鳥
沼池で泳ぐカイツブリの親子(7月中旬)

2021/07/11

山口県でカベチョロと呼ばれる爬虫類のニホンカナヘビ;交尾,卵,孵化の観察 / カナヘビ科:道原層の時代に出現!?

 

下関市ではブロック塀を縦横無尽に歩き回るカナヘビのことを子供の頃に“かべちょろ”と呼んでいたという方もいらっしゃると思います。逆に福岡では都市部に多いヤモリに対してそう呼ぶとのことです。ヤモリは田舎ではあまりメジャーな動物ではありませんので,どちらかの県が類似性の範疇でそう呼称するようになったのでしょう。今回は,ニホンカナヘビについて,交尾や卵,孵化の様子を写真に収めたので紹介したいと思います。

写真_動物
孵化して間もないニホンカナヘビ(7月中旬)