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2022/07/24

チュウサギ(中鷺)・・・Ardea intermedia

 

写真_鳥
チュウサギ(5月上旬)


チュウサギは,ペリカン目サギ科アオサギ属の鳥類で

学名は,Ardea intermedia Wagler, 1829,英名でIntermediate egret。



































































































































































































































































































2022/05/03

山口県の田圃や川,干潟などで観察されるチュウダイサギ(Eastern great egret of southwest Japan)

 


写真_野鳥
チュウダイサギ(9月中旬)


チュウダイサギ(中大鷺)

チュウダイサギ(Ardea  alba modesta)は,英名でEastern great egret。









































































































































































































































































































































































































































































































































2021/12/05

山口県の山陰海岸沿いの岩場で寒い時期に群れで観察される黒い海鳥;ウミウとは


秋~冬場に山口県の日本海側の響灘や北浦の岩場や岸壁などにはウ(鵜)の群れがよく観察されます。これは川でよく観察されるカワウとは異なるウミウです。ウミウは日本で鵜飼漁に使われ,岐阜県長良川の鵜飼いは1300年以上の歴史があるそうです。山口県では夏場に行われる錦帯橋の鵜飼いが良く知られています。


写真_野鳥
下関市の角島大橋の中間にある鳩島南側にある岩礁に群れるウミウ(11月中旬)

2021/09/26

サギ科の中でも小柄でクチバシが黒く指が黄色の原始的な白鷺;コサギとは


川や田圃には白鷺がよく観察されます。今回はコサギを写真で紹介し,コサギがシラサギのどの位置を占めるのか系統樹を用いて解説します。

写真_野鳥
川で採餌するコサギ。すでに冠羽をもつ(2月中旬)

2019/06/16

山口県下関市の水田を訪れたアマサギ,他のシラサギと識別が混乱する理由とそれらの系統関係(Phylogenetic relationships of Cattle egret in southwest Japan)


猛暑前の梅雨冷の過ごしやすい季節になり,水田に夏鳥のアマサギ(猩々鷺)が飛来していました。今回は,ちょっと変わっているアマサギの特徴と,他のいわゆるシラサギとの識別の方法や,それらの系統関係,アマサギはどのシラサギに近いのかなどについて地質・古生物学的な情報を交えて考察してみたいと思います。

田起こし前の水田で獲物を探すアマサギ(6/16)

2019/02/24

山口県下関市へ飛来するクロツラヘラサギ,ヘラ状のクチバシで行う独特の採餌方法【動画あり】(Black-faced Spoonbills of southwest Japan)

 

2017年の晩秋にヒドリガモの群れが多数,海岸の浅瀬に飛来していた場所で1羽のクロツラヘラサギと初遭遇しました。その後,2019年2月に群れを初確認してすでに2週間ほど経過します。遠くからではシラサギの群れと勘違いすることもあり,シラサギも驚くほどです。

今回は,ヘラサギ独特の採餌風景を写真と動画で紹介し,ヘラサギ属は見た目でシラサギよりも少し古い系統だということは推測できますが,クロツラヘラサギがどのような鳥類と近縁なのかを確認する目的で系統解析を行いましたので,地質・古生物学的な観点から解説してみたいと思います。


浜辺の河口付近の浅瀬で最初にみかけたクロツラヘラサギで,手前の2羽はヒドリガモのつがい(11/19)