2020/03/29
下関市で山の林縁部に飛来するシジュウカラ科の留鳥,ヤマガラ
2020/02/16
関門海峡に棲息するガザミ属のワタリガニ;食用にされるタイワンガザミとは
関門海峡に棲息するタイワンガザミは,下関市でもガザミとともにワタリガニ(渡り蟹)と呼ばれ冬場には水炊きなどで食用にされますが,甲幅は15㎝以下と15㎝以上の大型のガザミよりも小振りです。今回はタイワンガザミについて解説したいと思います。
関門海峡に棲息するタイワンガザミ(2月中旬) |
2019/11/24
中国北部周辺から越冬のために渡ってくる冠羽をもつカイツブリ目の冬鳥:カンムリカイツブリとは
カイツブリの仲間には冠羽をもつ種類がおり,カンムリカイツブリが日本へは中国北部周辺から越冬のために飛来します。カモ科のウミアイサに似ていますがカモとは異なるカイツブリ目に属する冬鳥です。今回はカンムリカイツブリについて紹介したいと思います。
下関市南部の川で観察されたカンムリカイツブリ(4/21) |
2019/11/17
下関市の干潟におけるオナガガモの越冬生活(Anatidae Northern Pintail watched in a winter tideland of southwest Japan)
2019/10/31
下関市で近年,巨大なヤマナメクジが増加?
近年,温暖化の影響なのか普通にみられるナメクジよりも巨大なナメクジが自宅付近でも見られるようになりました。
今回はこの巨大なナメクジを紹介したいと思います。
2019/09/22
大きく見えて体長23㎝ほどしかない下関市の旅鳥~冬鳥:クサシギ(Green Sandpipers in Yamaguchi)
下関市においてクサシギは,晩秋やまだ寒さの残る晩冬に河口に近い川や用水路の浅瀬でクサシギが1羽でカニや貝などを採餌しているのが観察されますので冬鳥としても認識できますが見かけることは少ないです。今回は,春,秋とはいわず冬や夏の終わりにも観察されるクサシギを紹介します。
2019/09/15
最も一般的なシギ:イソシギおよびその特徴・採餌・冬の水浴,下関市(Common sandpipers watched in Yamaguchi, Japan)
2019/09/08
ホーホケキョと鳴くメジロと混同される小鳥の生態およびその魅力;ウグイスとは?下関市南部山地
2019/09/03
キアシシギとその生活,鳴き声,求愛行動,体の特徴など(Mating displays of Grey-tailed Tattlers watched in summer tidelands of southwest Japan)
8月下旬,秋雨前線が南下して,少し涼しくなってきたころ,干潮の時間帯に河口付近の川底は流路を残して干上がるのですが,暑い時分は閑散としていた川に野鳥たちが戻ってきました。いつでも会えるカルガモやカワウもほぼ同じ頃に川に戻ってきて,その近くにシギの仲間のキアシシギの群れが観察されました。
今回は,キアシシギについて写真や動画で紹介したいと思います。
2019/06/16
山口県下関市の水田を訪れたアマサギ,他のシラサギと識別が混乱する理由とそれらの系統関係(Phylogenetic relationships of Cattle egret in southwest Japan)
2019/05/05
下関市に旅鳥として訪れる足の青いシギ:アオアシシギとは
2019/03/24
昔からアオクビと呼ばれ食用にされてきたカモ科の冬鳥:マガモ,下関市
2019/02/24
山口県下関市へ飛来するクロツラヘラサギ,ヘラ状のクチバシで行う独特の採餌方法【動画あり】(Black-faced Spoonbills of southwest Japan)
2017年の晩秋にヒドリガモの群れが多数,海岸の浅瀬に飛来していた場所で1羽のクロツラヘラサギと初遭遇しました。その後,2019年2月に群れを初確認してすでに2週間ほど経過します。遠くからではシラサギの群れと勘違いすることもあり,シラサギも驚くほどです。
今回は,ヘラサギ独特の採餌風景を写真と動画で紹介し,ヘラサギ属は見た目でシラサギよりも少し古い系統だということは推測できますが,クロツラヘラサギがどのような鳥類と近縁なのかを確認する目的で系統解析を行いましたので,地質・古生物学的な観点から解説してみたいと思います。
浜辺の河口付近の浅瀬で最初にみかけたクロツラヘラサギで,手前の2羽はヒドリガモのつがい(11/19) |
2019/01/27
下関市南部の圃場で観察されたチドリ科の冬鳥:タゲリ(Northern lapwings watched in Shimonoseki, Yamaguchi)
タゲリは,越冬で日本に飛来するチドリ科の渡り鳥で下関市ではあまり見られることがなく,冠羽をもちチドリの仲間としては珍しいタイプになります。遠くから何となく撮影していた写真の中から見つかったという程度ですが,今回はタゲリを写真で紹介したいと思います。
下関市の畑で観察されたタゲリ(2019/01/03) |
2019/01/19
山口県下関市を訪れる黒い冬鳥オオバン(大鷭),採餌風景【動画あり】(Black coots watched in a winter river and lakes of southwest Japan)
2019/01/13
シベリアから渡ってくる目の赤いカモ科の水鳥:ホシハジロ,下関市(Common pochard in southwest Japan)
冬になると日本にシベリアから渡ってくる目の赤いカモ,ホシハジロが2017年晩秋から今年にかけて下関市の深坂溜池や川などで観察されました。今回は,冬鳥のホシハジロを紹介したいと思います。
下関市の深坂池のコブハクチョウと渡り鳥のマカモのつがい(2019/11/26) |
2019/01/03
山口県下関市で観察されるハヤブサ科の小型猛禽類,チョウゲンボウ(Small-sized raptors Common Kestrel in southwest Japan)
下関市の干拓地の圃場が広がるエリアではハヤブサ科のチョウゲンボウ(長元坊)が見られます。1月の寒い朝,付近を通りがかるとチョウゲンボウが,圃場のほうからスーっと飛んできて電柱のテッペンに降り立ってくれました。鳥を撮っているとそのような気の利いた出来事がしばしばあります。
今回は,その幸運にあやかってハヤブサ科のチョウゲンボウを撮影した写真を紹介したいと思います。
電柱のテッペンに降り立ったチョウゲンボウ(1/3) |